新型コロナウイルスと聞いて、このような疑問はありませんか?
・新型コロナウはとにかく怖い。どんなふうになってしまうんだろう?
・新型コロナにならない為にはどうしたら良いの?
・新型コロナに掛かったかもしれないけどどうすればいいの?
現在、世界で流行しているコロナウイルス感染症ですが、対策の方は進んでいますか?
漠然とある怖いニュースと、毎日のように気をつけよう、手洗いしなきゃ、マスク付けなきゃ等々、せっかく自分がやっていてもその対策って効果有るのかが、いまいち把握できていないと続けることが難しいかもしれません。
当治療院でもどんな事をどれくらいしたらい大丈夫なのかという疑問をよく伺います。
私も国家資格を持った鍼灸師である以上、ご家庭で出来る対策とその意味を知っておく必要があります。その、調べたものをまとめましたので、参考にしてください。
目次
新型コロナウイルスCOVID-19感染症が怖い理由
まずコロナウイルスで一番恐れられているものは重篤化です。
重篤化ってどんな状態でしょう?コロナウイルスは呼吸器系に侵襲するウイルスですが、肺を侵して肺炎となってしまいます。
肺炎ならば治療できるんじゃないか?と思うかもしれませんが、今まで行われていた普通の治療で通用しないといという点が、恐ろしいのです。
つまり、抗生物質も効かず重篤化した場合適切な治療薬が存在しない、もしくは入手しにくいという点ですね。
肺の構造と肺炎についての解説
肺炎の怖さは肺の構造を知っておくとさらにわかりやすいので少し触れさせていただきます。
肺炎とは、非常にざっくりと書くと肺が炎症を起こして呼吸がうまく行かなくなる疾患です。
解剖学的に肺は、肺を覆っている肋骨と横隔膜で、胸郭という部分が広がったり狭くなったりする運動が重要になります。
生理学的には呼吸とは呼気(吐く)と吸気(吸う)の二つの運動です。
呼気(息を吐く)胸郭を狭くする動作で、肺から二酸化炭素を多く含んだ空気が出ていきます。
吸気(息を吸う)胸郭を広げる動作をすることで、肺の中に空気が入っていきます。
こういったからだの構造から、肺炎という肺が腫れてしまう状態は、胸郭の運動スペースを無くしてしまい、ガス交換が出来なくなって全身に酸素がいきわたらなくなり、それが続くと亡くなってしまうという恐ろしさがあります。
新型コロナウイルスってどんな特徴があるの?
実はコロナウイルスって昔からあります。流行以前には風邪症状を引き起こす原因となるウ イルスでした。
世界的に流行する前には全体的な風邪症状の内で、10%くらいの確率でコロナウイルスが原因とされ、他にアデノウイルスが40%くらいの原因となっています。
近年、日本ではそれほど流行らなかった重症呼吸器症候群がSARS(サ ーズ)や、中東呼吸器症候群がMERS(マーズ)という疾患は、型違いのコロナウイルスが原因です。
現在流行している新型と呼ばれるものはCODIV-19型です。ヒト呼吸器コロナウイルスの潜伏期間(感染後発症までの期間) は3 日 となっています。
感染経路は飛沫感染(ひとの吐きだされるもの(咳・くしゃみ含む) からの感染)で、定義として話す時2m以上離れていれば問題ないとなっています。
〇現在危険視の理由は以下の三例となります
・何が起こるか解らない。
・他国での爆発的な感染が日本でも起こるのではないか?
・一部の重篤化による死亡例
問題視される感染力
新型ということで、免疫を持っている人も少ないことから、感染力などは高いのではないかといわれています。
またクラスターとよばれるあるコロニー内の集団感染です。
この事由についてウイルスは気流の滞りがある場所や、ある程度湿度の高い場所で多く分裂します。(ウイルスが安定する場所なのだと思います)
密室が続き、換気もエアコン任せの施設などではクラスターが起こりやすいのではないかと危ぶまれています。
重篤化になりやすい基礎疾患
コロナウイルスは他の基礎疾患でリスクが高くなります。
重篤化例(基礎疾患別) |
---|
高血圧 6.0% 糖尿病 7.3% 循環器系 10.5% 慢性呼吸器疾患 6.3% 悪性腫瘍 5.6% なし 0.9% |
上記の基礎疾患は免疫能力が落ちてしまうものが多く、ご自身で予防を考える場合、免疫機能をどれだけ保つかが重要になってきます。
また、その予防活動は何となくでやっていることが多いですが、意味を理解して行って頂くと、よりよい予防が可能となります。
皆様も知識を使って、コロナが流行する時期を乗り切りましょう。
コロナウイルスで受診を判断する基準は?
コロナの検査法は現状では、インフルエンザぐらい簡単に発見できて信頼できる検査とはいえません。
陰性と出た後も、陰性・陽性を繰り返す様に現れて完治へ至るもので、改善まで時間が掛かるのが現状です。
また、心理的要因は大きいと言えます。何となく不安な時って、体調が悪くなる原因です。交感神経が有意な状態であり、どきどきと動悸打ったり、少し熱っぽく感じてしまったりですね。内臓活動や免疫機能は低下傾向にあるといえます。
病院で介護職をしていた経験がありますので、病院の内情もある程度分かるのですが、医療機関は受診があった場合診ないわけにいきません。
自然治癒が見込める方の検査が続き、リソースが削られると余裕のある対応も出来ず、属しているスタッフの方々も疲弊し、免疫機能は低下して医師や看護師にも感染が広がるという状態は避けるべきですね。
注意喚起として、「コロナかもしれない?」という自分の勘だけでの検査受診は控えておいた方が良いと言えます。
では、どんな時に受診すればいいか?それには厚生労働省が基準をだしています。
・風邪の症状があったり、37.5℃以上の発熱が4日以上続いている時。(解熱剤を飲み続けているときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ )高齢者の方や、基礎疾患等のある方は、風邪の症状や37.5℃以上の発熱が2日程度続く場合、又は強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は医療機関へ相談する事をお薦めします
息苦しさの指標としては、呼吸時にヒューヒューっとか、ザリザリっといった音が耳の奥で聞こえる場合。 肺が普通ではない状態です(肺雑音と言います)
それから、肩を上げて息をしている様子が続いている場合、少し警戒が必要です。
個人で出来るコロナウイルス予防はなにが推奨されてるの?
現在さまざまな対策が打ち出されていますが、その理由まで把握しているという方は少ないのではと思っています。
簡単な対策でもこんな意味があるのだと、皆さん自身が理解しておくことで、取り組みにも力を入れることが出来、その結果免疫を高めるという習慣ができ、より強い体をつくれると思っています。
この辛い時期を過ぎても習慣にすることで、粘り強い体を作りましょう。
手洗い・うがい
コロナウイルスはティッシュの山が出来るほど鼻汁が出る事が 多いです。あまり知られていませんが、鼻は免疫機能が高い呼吸器官で、悪いものは体にはいらなように鼻水として外に出しています。
その鼻をかんで汚染した手で顔を触れるなどで体内に入って感染という例が少なくないです。
手洗いには汚染物の除去があります。流水でしっかりとこすり合わせるという方法が最も効果があります。
うがいには気道・食道の悪いものを外に出すという効果があります。喉を洗うという意識をもって、口に含んで上を向いて音を立ててゆすぎ、吐き出すというようにすると効果は高くなります。
海外に比べて日本で感染例が少ない理由は、手洗い・うがいの習慣が関係があると言われて います。
いつもやっている手洗い・うがいを心がけ、コロナウイルス含め悪いものが体に入りにくくなるようにしましょう。
手指消毒
コロナウイルスは発生元の特性をひきついでおり、アルコール消毒に弱いといった特徴があります。
日本が海外に比べて予防できているのは、スーパーマーケットや施設・空港などまで常備された手指消毒用アルコールによる手指消毒が、徹底されかつ習慣化されて いることが要因の一つだと考えられています。
もちろんアルコール消毒が効き難い微生物もいますし、あまり激しくして手指に荒れができてしまい、傷を作ると逆に異物侵襲しやすくなってしまいますので、ほどほどにしておきましょう。
正確なアルコール消毒には、1プッシュが適正です。アルコールが乾く時に殺菌効果が現れますので、濡れた状態が続くのは消毒効果も小さくなってしまいます。お気を付け下さい。
屋内での集団活動は避ける
飛沫感染のリスクとウイルスが分裂しやすい場所は避けましょう。
外出を避けるというのは、一つの空気がとどまり易いところ(ウイルスが増殖する)であり、多く人が集まる所(ウイルスが多く吐き出される)という点で避けるよう言われています。
指標として、ときおり空気が澱んでいると感じますよね。そういった個人個人がもっている感覚が、実はセンサーとして信頼ができます。
この時期は少し我慢で、人の集まる場所や空気が滞りやすい場所へ移動する機会を減らしましょう。
こまめな換気
ウイルスは一つ所に留まると、増殖するという状態がおきます。
換気とは、空気を入れ替えによって空気の流れをつくり、ウイルスの増殖をふせぐという効果が期待できます。
つまり、換気とは 部屋内の微生物の濃度を下げる効果があります。
この時の指標は人が本来持っている、なんとなくすっきりするという感覚が参考になります。人の感覚も顧みてみるとセンサーとして活用できる部分は多いです。
体を冷やさない
季節的要因もありますが、風が吹きやすい時期は、その風が体温を奪って体を冷やしやすくなります。
体温を少なくとも平熱で保っている状態であれば侵襲があってもウイルスの活動は妨げられています。
大部分の細菌やウイルスは生物であれば高熱で分裂しにくくなりますので、少し厚着をこころがけて、首などの風邪が当たる部分をカバーすると効果的です。
ただ、汗が出るまで上げ続けてしまうと、逆に体力を消耗してしまいます。
無理のない程度に、ひやりとした感覚がある時には一枚厚着するなどの、早めな対策が大事の回避となります。
季節を少し考える
この時期は体感としては気にならない風が吹きます。しかし、風は体温を奪ってしまい、からだの感覚よりも冷やしてしまう事が多いです。
また移り変わりの多い時期的なストレス・気ぜわしさによって交感神経が有意となりやすく、その状態では免疫機能が低下してしまいます。そうなるとコロナウイルスだけでなく風邪、雑菌など体に入って来やすい時期です。
そういった雑多な菌などが入ってきても免疫は働かなくてはならず、相対的に罹患確率も高まってしまいます。
無理をせず、ちょっと辛いと感じたら早めに小さく休憩しましょう。
免疫能力をさらに高めるちょっとした心がけ
効果のある治療薬に関しては様々な情報が出ており、詳しく解説はいたしません。キーワードを用いてお調べいただければと思います。
個人的には無症状で終わることも多く、死亡例・重篤例が別症状を持った方が多いという事から、免疫機能が正常に働いている方であれば、必要以上に怖がってしまうほうが体調を崩してしまうと思います。
じつは、免疫機能はちょっとした心がけでさらに保っていくことが出来ます。
それはどうすればいいでしょう?今から出来るちょっとした心がけの数々を以下に記してまいります。
入浴の工夫
ご自身が気持ち良いと感じる温度への入浴は推奨いたします。
こつは、汗をかかない温度で10分以上時間を掛けて入浴するという点です。
温めのお風呂にながながと入ることで毛細血管が開いて、疲労物質が抜けやすくなります。そうなると肝臓の負担を減らす効果と、リラックスして副交感神経優位となり免疫機能が改善します。
すぐに出てしまう方やシャワーで済ましている方は湯船につかる事をお考えいただければと思います。
からだを奇麗にするのも重要ですが、内部もキレイにするを心がけてみましょう。
心地よいという感覚が、体にとって一番のセンサーです。
10分早い就寝を心がける
起床時と睡眠時でからだは役目が違います。特に睡眠時は、消化したものを吸収し、肝臓で解毒する時間となります。
副交感神経が最有意で悪いものを本格的にやっつけ、体を治したり再構築する時間が睡眠時にされていると覚えておくと良いでしょう。
他にも、肝臓など臓器が休む時間であり、疲労回復ができます。
いつもよりも10分だけ早めの就寝を心がける事で、いつもよりも長く睡眠がとれます。
つまりしっかりと体の修復や免疫機能の向上を促すことが出来ます。
すこし早く起きて日光を浴びる
早く寝ておけば早く目覚めることが出来ます。早朝は活動力が高まっています。日光を浴びてカルシウムを作っておく事(ビタミンD 活性といいます)によって体を動かすことに必要なカルシウムを作っておくと能率があがります。
カルシウムは体を動かす時にも使われていて、特に筋ポンプを働かせて血流を促進しておけば、免疫機能の向上も見込めます。
それだけでなく、日航はサーカディアンリズム(人の時間感覚という理解が近いです)を正常にしてくれる効果があります。
正確な状態を体に教えてあげるという意味もありますので、朝の日光を体に取り入れてみましょう。
運動の習慣をみつける
からだは筋が動く事によって血流の滞りが改善します。血流が全身を巡ることで、免疫機能は正常に保たれます。
運動と言っても、急なジョギングや激しいものではなく、出来る事を億劫がらずにするという事から始めると良いでしょう。
特に運動に慣れていない人は、ちょっとした家事であったり、ゴミ捨てであったり、億劫なものをちょっとやってみようといった気持ちで、出来る事から増やすと良いでしょう。
出来る事をちゃんとするといった意識が重要になっています。
食事をいつもより一口減らす
腹八分は免疫機能にとっても重要です。食後は消化器に血液が集まり、消化活動が行われます。
からだは食後しばらくは基本的に動かないでほしいと命令を出す為、食後は眠くなったり頭が働きにくくなったりします。( 仕事が忙しい昼はちょっと口にして血糖値を上げる程度にした方が良い理由でもあります)
全体に血流が消化器へ集まっている状態は、免疫機能が正常よりも少し控えめになっています。その消化するだけの必要量が多いということは、その分免疫機能が控えめな状態が長く続いてるといえます。
コロナ対策の一つとして、考えてみてはいかがでしょうか?こつは、あと一口を我慢するが効果的です。
マスクに関する注意を一点
マスクは本来、咳やクシャミが多い人が、他に感染しない様にするものであって、ウイルスのようなかなり小さなものを防御するには心もとないものです。
ただ、他の雑多なものを防ぐためにつけるのは有用ですし、咳やクシャミが出やすいこの時期に付ける意義はありますが、リスクも知っておく必要があります。
そのリスクとはなんでしょう?
実は人間の呼吸の構造によるものです。呼吸器として鼻は防御機能を持っています。
鼻の構造は、安全な呼吸をするためにいくつか工夫がされていて、鼻毛で多くの雑物を排除し、鼻粘膜の粘液(鼻水の元)にはIgA という抗体が含まれ、異物へのフィルター役をしています。
しかし、入って来る酸素量が少ないと脳が判断した場合、口呼吸によって異物が多く入ってくるリスクを考慮せず、酸素を一気に取り入れようとします。
基本的な呼吸が鼻で行われている理由ですね。
さて、ここにマスクが持っているリスクがあります。呼吸に制限がかかってしまうマスクでは、口呼吸を増長するリスクがあるのです。
なので、マスクをしてジョギングをするなどの、激しい運動は避けた方が良いのではないかと思っております。
せっかく有用な道具も正しい知識をもって、正しい使い方をしてほしいと思っています。
一言
施術のために集めた情報から、発信も必要であると思い長々と書きました。
感染症の流行に対しては、とにかくご自身が体調に気を使って正常に保つようにする事が一番の対策となります。
また、流行っている物がどんなものであるか知っておけば、いざという時に慌てずに対応できます。
このような記事も参考の一つとして、ご自身のお体を大切にして、ご自身の本文を尽くしてください。